訪問看護の大きなメリットとして、患者様が受診してきた際の状況や、ご本人からの話だけでないご自宅での実際の生活状況を把握できることがあげられます。
　訪問看護師から得られた「生活状況」や「服薬状況」などの情報をタイムリーに把握することができることで、在宅生活を営みながらも治療方針や服薬調整を適切に定めていくことが可能となります。
　服薬は、月1回の受診では調整・変更も悩ましいところですが、効果や副作用なども把握しながら調整していくことが可能ですので、病院との直接的な連携は大きな強みとなります。

「蓮」様には、あおば病院はもとより、精神科病院で数十年以上のキャリアを持つ看護師が揃っています。
　精神疾患においては、風邪が治る、骨折が治るなどのように、改善が明確に目に見えるものではありません。そのため、アセスメントするにも、外観・意識・記憶・認知・感情・意欲・思考・ 知覚・自我など実に多くの情報を観察、考察して対応しています。
　的確なアセスメントを行うには、経験が不可欠であり「蓮」様の長年のキャリアが発揮されています。

「あおば病院」では、不眠やうつなどの症状相談のほか、気分障がい・不安障がい・統合失調症などの精神疾患、成人の発達障がい・知的障がいに伴うメンタルヘルス、職域におけるメンタルヘルスなどの改善、治療に取り組んでおられます。
　なかでも『アルコール相談』『もの忘れ相談』においては、県内医療機関のなかでも、特に積極的に尽力されており、訪問看護ステーション「蓮」と連携して治療体制を強化されています。