訪問看護ステーション エミル

　代表および管理者様は、ともに精神科領域で約20年のキャリアを有する熟練者です。
　精神科では、急性期〜慢性期、療養病棟など病状による対応はもちろんのこと、デイケア、退院支援、訪問看護と、生活に合わせた領域があります。訪問看護を含め、それら全ての領域を網羅してきたのが『エミル』様であり、その専門性の高さがわかると思います。
　また、認知症や気分障害、発達障害、依存症など、ひとつひとつの疾患によっても関わり方は異なりますが、これら疾患の対応についても実際に知見を積み重ねてきており、より具体的な支援を展開していく力を持っておられます。
　「具体的なサポートを依頼したい方やそのご家族」、「専門的介入を依頼したい相談員様」は、ぜひ依頼先としてリストに入れておくことをおすすめします。

　代表は「利用者様が主役になる生活を支援する」と語ってくださっています。
　一般的に看護はどうしても”課題解決型”になりやすく「片付けをしてあげなければ」「コミュニケーションがうまく図れるようになってもらわなければ」と思い、支援が一方的になってしまうことがあります。それはご本人が望んでいることなのでしょうか？
　『エミル』様では、リカバリーの視点で”目標志向型”の支援を実践されています。
　具体的には、ご本人の希望や生きがいを見出し、目標を細分化して設定。ご本人の持つ潜在的な能力や強みを引き出し、自らが変化を求めていく支援です。
　これは、本音を引き出すまでに確かな信頼関係があってこそ可能な支援であり、簡単なことではありません。しかし、目標志向型でともに歩むことができたとき、ご本人の可能性をなくさない＝自立を妨げない支援により、できることを増やしていくリカバリーが可能となるのです。

　『エミル』様は、これまでのご経験から「訪問看護だけでは支援は成り立たない」とお話しされています。ご本人を中心に、周囲には多くの業種、さまざまな職種が支えており、チームの一員として連携していくことの重要性を実感されてきています。
　そのなかでは、連携の難しさも理解されており、常に他業種・多職種のことを分かり合っておくことを大切にされています。
　積極的に情報共有を行い、互いの役割や立ち位置をよく把握したうえで、ご利用者様に最適なサポート体制を考えることを当たり前として動くことができるステーションであると言えるでしょう。